top of page
ハレノヒ便り halenohi letters
検索
All Posts
シーンで選ぶ、ナンタケットバスケットマップ
ナンタケットバスケットマップ 鞄にさまざまな用途があるように、ナンタケットバスケットにも、それぞれにふさわしい場面があります。オーダーのご相談をいただくとき、「どの形を選べばよいでしょうか」と迷われる方は少なくありません。形やサイズの違いはもちろんですが、その日の過ごし方によっても、選ぶバスケットは自然と変わります。 改まった席へ向かう日なのか。 気軽な散策やランチを楽しむ日なのか。 荷物を最小限にしたいのか、ある程度の容量が必要なのか。 フォーマルカジュアル、荷物少なめと荷物多め、という二つを軸に、マップをつくり、四つのにタイプてみました。 フォーマル × 荷物少なめ 結婚式や会食など、少し背筋を伸ばして向かう日。 スマートフォンと小さなお財布、ハンカチ程度で足りるのであれば、小ぶりな蓋つきタイプがよく似合います。大きすぎないサイズは装いを引き締め、控えめでありながら凛とした印象を添えてくれます。 フォーマル × 荷物多め ビジネスでも気持ち作りたい日。 改まった場でも、長財布やiPad、書類などを安心して持てる容量があると、気持ちにもゆとりが

halenohibasket
4 日前


バスケットと旅 千葉県香取市佐原
6インチのオーバルネスト 今日は旅の相棒に、6インチオーバルネストパースを選び、「北総の小江戸」として知られる千葉県香取市佐原を訪ねました。 江戸時代に利根川の水運の拠点として栄えた佐原は、当時の最新の文化や商業で「江戸優り(えどまさり)」と称されるほど繁栄した町だそうです。小野川沿いに続く町並みには、白壁の蔵や格子戸、瀟洒な洋館が今も残り、江戸や明治の面影が静かに日常の中へ溶け込んでいます。 佐原といえば、伊能忠敬の故郷でもあります。五十五歳から日本全国の測量に赴き、実測による日本地図を完成させた人物。人生の後半から始まったその壮大な旅は、歩き、見つめ、記し続けることの積み重ねであったことでしょう。その歩みに思いを重ねると、物事を始めるのに遅すぎることなどない、何歳からでも時間を深く重ねていけると教えられます。 江戸時代の旅に欠かせなかった道具に、振分荷物(ふりわけにもつ)があります。肩に担ぎ、前後に荷を分けて運ぶ合理的なかたち。真竹を薄く裂いて網代に編んだ行李(こうり)を、綿製の丈夫な真田紐でつなぎます。実用的でありながら、どこか凛とした佇ま

halenohibasket
2月11日


ウェディングとナンタケットバスケット
リングピロ―バスケットは4インチサイズ ナンタケット島で受け継がれてきたバスケットは、島のウェディングパーティーの場でも用いられることがあるようです。参列者がとっておきのバスケットを手に式に臨んだり、教会やパーティ会場を彩るアイテムとして使われたりもします。フラワーガールや、ブライズメイド、そして花嫁が持つバスケットとして選ばれることもあります。それは特別な演出というよりも、島の暮らしの延長にある、ごく自然な選択のように映ります。 ハレノヒバスケットとして、皆さまのウェディングでの使い方でおすすめしたいのが、リングピローバスケットです。式ではお二人の誓いのそばに置かれ、指輪とともに大切な瞬間を静かに見守る存在となります。 結婚指輪のルーツは諸説ありますが、ギリシャ神話の時代から続く物語が重ねられてきたとも言われています。火を人類に与えた神、プロメテウスの神話に象徴されるように、火によって作られた鋳造物は「受け継がれるもの」「人の手から手へと託されるもの」と考えられ、やがて婚姻のかたちにも影響を与えたといわれています。古代ローマ時代には、婚姻の証と

halenohibasket
1月31日


ナンタケットバスケットと、編むひとの静かな時間
アトリエはサンプルがたくさん — C先生にお話を伺いました — ナンタケットバスケットの魅力は、形や素材だけでなく、それを生み出す人の姿勢や、美意識にも宿っているように感じます。今回は、バスケット製作をお願いしている作家・C先生に、ナンタケットバスケットへの思いや、製作についてお話を伺いました。 フランスやアメリカで暮らしたご経験をお持ちのC先生。 その佇まいからは、気負いのない自然体のエレガンスが感じられます。現在はお教室も運営されており、生徒さん一人ひとりの「作ってみたい」という気持ちを大切にしながら、楽しみつつ、最後まで完成させることを何より大切にされています。 ご自身の製作やオーダーバスケットに向き合う姿勢は、とても真摯です。深い探究心と変わらぬ情熱をもって取り組まれており、これまでに手がけられたバスケットは、オーダー品を含めると300点以上にのぼると伺いました。 ナンタケットバスケットは自然素材を用いるため、ひとつひとつの工程は決して単純なものではありません。製作の中で特にお好きな作業について伺うと、始めた頃は「無心で編むこと」そのもの

halenohibasket
2025年12月31日




bottom of page